子供が生まれて、とても幸せな反面、
だんだんと子供に対してイライラしてしまったり、
育児に行き詰ってしまったりすることもあると思います。
子供に対してイライラしてしまうなんて、
自分は母親失格なのだろうかと
思ってしまう人もいるかもしれません。
特に第一子の場合は、育児がすべて手探りなので、
この大変な時期はいったいいつまで続くのと
途方に暮れている方もいると思います。
今回は、子育ての大変な時期が
落ち着くのはいったいいつ頃なのか、
各時期の悩みを取り上げながらお伝えいたします。
ひたすらかわいいねんねの時期
新生児期から4か月ごろの
まだ寝てばかりであまり動くことのない時期を
ねんねの時期といいます。
この時期は、赤ちゃんが著しく変化していく、
成長がかわいいと感じられる時期です。
徐々に表情が出てきたり、
手足が活発に動くようになってきたりとかわいい盛りですよね。
でもお母さんは、慣れない育児に、夜間の頻回授乳に、
ストレスがとてもかかる時期です。
身体もまだまだ本調子ではないでしょう。
寝不足は身体だけではなく、精神も不調になってしまいますので、
家事は最小限にして赤ちゃんがお昼寝するタイミングで
お母さんも身体をしっかり休めるようにすることが大切です。
5か月~1歳ごろの時期
5か月から1歳ごろは、
どんどん活動的になっていく時期です。
はいはいからおすわり、つかまり立ちから歩き出しまで、
あっという間に成長していきます。
6か月ごろからは離乳食も始まって、
家事の負担も増えてきます。
離乳食も、作ること自体大変なうえに、
毎日メニューを考えるのも大変ですよね。
一生懸命作ったのに、全然食べてくれなかったり、
日によって食べたり食べなかったりで振り回されてしまいます。
夜泣きが激しい子もいるかもしれません。
ねんねの時期はしっかり寝てくれたのに、
寝かしつけが大変になったり、
途中で起きて泣き止まなくなってしまったり、
逆に朝までぐっすり寝てくれる子もいるかもしれません。
どんどん目が離せなくなって、
お母さんはとても大変な時期だと思います。
後追いも始まって、子供の相手で家事が思うように進まなかったり、
自分のご飯もゆっくり食べることもできなかったり、
トイレさえもゆっくり入ることができなくなったりします。
1~2歳の時期
1歳から2歳の時期は、
さらに行動範囲が広がって、自我が芽生えていきます。
こちらが言っていることもしっかり分かるようになり、
とてもかわいい反面、だんだんとわがままも増えて、
ストレスも蓄積されていきます。
離乳食は少しずつ完了期に向かっていくので、
作るのは楽になりますが、
好き嫌いが出てきたり、遊び食べをしたり、悩みは尽きません。
また、少しずつ外の世界へ出ていきますので、
どうしても周囲と成長を比較して不安になってしまったり、
他の子供との関わり方や、
お母さん自身もママ友との関わりが出てきたりなど、
新しい悩みもできてきます。
2~3歳の時期
1歳の中頃から、出てきたイヤイヤが全盛期を迎えます。
何をするにも嫌、思い通りにならなかったら
泣いたり癇癪を起したりするようになります。
あまりの激しさに、自分の子供は何かおかしいのではないかと
思ってしまうお母さんもいます。
この時期は、本当に精神的につらい時期です。
イライラして、感情のままに怒鳴ってしまって
後から後悔してしまうお母さんも多いと思います。
寝顔を見ながら「ごめんね」と謝る日々が続いてしまいます。
また、新たに頭を悩ますのがトイレトレーニングです。
失敗してしまった下着と服を洗うのに追われます。
怒ってはいけないとわかっていても、
もどかしさに感情が爆発してしまうこともあります。
3~4歳の時期
3歳もイヤイヤ期が続きます。
いつまでこのイヤイヤが続くのだろう…と思うかもしれませんが、
ある日突然、
「あれ、そういえば少し落ち着いてきたかも」と思う日が来ます。
特に、3~4歳の時期には
幼稚園に入園するという大きなイベントが待っています。
幼稚園に入って、集団生活が始まることで、
自分でできることも飛躍的に増えて、
少しずつ手がかからなくなっていきます。
まとめ:本当に大変な時期は幼稚園入園まで
子供が生まれてから、子供の成長のこと、食事のこと、
しつけのことなどその時々で悩み、
時にはイライラしてしまいながら、
いつになったらこの大変な時期は終わるのだろうと思う
お母さんが多いと思います。
1つ悩みが解決しても、また新たな悩みが生まれて、
子育ては楽しいばかりではありません。
でも、つらい毎日でも子供と真摯に向き合い、
時には手を抜きながら、子育てを続けていれば、
急に「そういえば前ほど怒らなくなった気がする」と
思える日が来ます。
子供には個性がありますから、
イヤイヤ期があまり大変じゃない子もいれば、
長くイヤイヤ期が続く子もいます。
元気で目が離せない子もいれば、
おとなしくてお母さんから離れられず、
集団になじめるのかなと心配になる子もいます。
どんな子も、その子のペースで少しずつ成長していきます。
いつか必ず親の手から離れていく時がきます。
その時まで、お母さんは子供を見守り、手を差し伸べ、
成長を手助けしていかなくてはなりません。
子供と接していると楽しい幸せな気持ちと同じくらい、
つらく苦しい気持ちも感じると思います。
でも大変な時期は、いつか必ず終わりが来ます。
そのことを頭において、
自分に余裕がなくなってしまった時は、
一度深呼吸をしてみるとよいでしょう。
コメント
Very interesting subject, thanks for posting.Leadership